イントロダクション

気持ち良いかも、こんな青春。 荒川弘によって生み出された、 酪農青春グラフィティー「銀の匙 Silver Spoon」 小学館刊行の「週刊少年サンデー」にて、2011年より連載が開始し、現在も好評連載中の本作。 進学校での激しい学力競争で敗れ、自信を失っていた八軒勇悟が、 「寮があるから。」という理由で入学した大蝦夷農業高等学校(通称:エゾノ―)で “仲間”との出会いや、”農業”や”酪農”の体験を通じて成長していく姿を描く。 「農業の世界」という、実際はあまり認知されていない、”ファンタジー”にも見える世界でのリアルな出来事が、 新鮮なエンターテインメントとして提供され、 また、登場人物たちの成長や絆を描く王道の「青春ドラマ」は、読者の共感を呼んでいる。 さらに、「農業の世界」をリアル描くという作品の特性上、世代・性別を問わず読まれ、 その結果、コミックスの累計発行部数は、2013年4月18日に発行される第7巻までを含め、 750万部を超える大ヒット作品となっている。 その「銀の匙 Silver Spoon」が満を持して、アニメーション化が決定。 2013年7月より、フジテレビ“ノイタミナ”にて放送開始となる。 農業や酪農の世界、そしてキャラクター達によるドラマが、 果たしてアニメーションという表現方法で、どのように描かれるのか。 気持ちいいと思える青春が、エゾノーに待っているかもしれない。